よくある質問

なぜ電流プログラミングシグナルを電源装置に送る必要があるのですか。

スペルマンの電源装置は、電圧モードと電流モードの二つの調整ループを備えており、一般的に電圧モードで出力電圧を制御し調整する電圧源として使われます。

電源装置の電流ループは、短絡状態で流れる電流を、電流ループ(電流プログラミング)に設定されたレベルに制限してくれます。

電源装置を電圧源として使用するためには、電流制限を最大値に設定し、電圧プログラミングシグナルを制御して希望の出力電圧を確保します。前述の操作方法により、この装置はプログラミングと調整が可能な電圧(0%から100%までの定格出力電圧)を最大電流準拠能力まで供給できる電圧源として機能します。短絡が発生した場合、この電源装置は電流モードにクロスオーバし出力電流を最大定格電流に制限します。

この電源装置は、電流プログラミングシグナルが切断されたままであったために誤って電流ループがゼロにプログラムされたり、実際にゼロに設定されたままだと、ゼロ電流を供給するようになっています。つまり自動的にゼロ出力電圧を供給することにより、供給電流がゼロになるようになっています。この時電源装置本体には全く何の問題もありません。

ですからたとえその電源装置が機能していて電圧プログラミングをダイアルアップしていても、出力電圧を供給していないならば、電流プログラミングがどこに設定してあるか確認してください。もし電流プログラミングがゼロに設定してあれば、それが原因です。

スペルマンのSL、SA、SR、STなどのラック取付け装置には便利な「プログラミング再設定機能」が搭載されています。スイッチを入れて待機モードにしたまま、前画面にある緑のHV OFFボタンを長押しすると(高電圧は発生していません)、使用者がプログラムしたkVレベル とmAレベルによって電圧ループと電流ループが実際にkVとmAに供給されているかどうか前画面のデジタル電圧と電流メーターに表示されます。これにより、プログラムされた電圧レベルと電流レベルが電源装置に供給されているかを簡単に確認することができます。