高圧電源と安全性に関する情報

高電圧電源でアーキングが問題になるのはなぜですか?

スペルマンの高電圧電源は、アーキングに耐えるように設計されています。単独または断続的なアーキングは問題になりませんが、長期間持続するアーキングは出力リミッターを過熱させる可能性があります。

スペルマンの高電圧出力セクションは容量特性を持ちます。アーキング中に流れる電流を制限するには、出力制限回路を電源の出力と直列に配置します。この回路のインピーダンスは、アーク電流を安全で予測可能なレベルに制限します。

この容量性の高電圧出力セクションはエネルギーを蓄え、このエネルギーはジュール = ½ CV²(C = 増倍回路静電容量、V = 出力電圧)となります。この蓄えられたエネルギーは、アーキング中に出力リミッターで熱として放散されます。単独または断続的なアーキングは熱で放散できますが、長期間持続するアーキングは出力リミッターを過熱させる可能性があります。

スペルマンの装置には、 アーク介入回路を備えるのもがあり、アーキングを感知して電源の代わりに介入し、長期間持続するアーキングによる損傷を防ぎます。その他の装置はアーク介入を備えておらず、長期間持続するアーキングは出力リミッターを過熱させて、電源に永久的損傷を与えます。

お客様の用途に長期間持続するアーキングがある場合、スペルマンにお問い合わせの上その要件を確認してください。これにより、静電容量を低減したカスタム装置を提供できる場合や、出力リミッターを増強して高アークレート用途に対処できる場合があります。